モバイルの開発シミュレーションゲーム、カイロソフトの新作が公開されました。
今回は巨大なピラミッドの建設と運営を行うゲーム。 「発掘ピラミッド王国」です。
発掘☆ピラミッド王国
Kairosoft Co.,Ltd 500円
前作「開店デパート日記」と似たようなバージョンで、ピラミッド内に施設を建設し、建設に必要な石材を掘り起こして開拓していきます。そして、隣国と貿易を重ねて来店数を増やす仕組みになっています。もちろんスタッフの発掘、育成、施設のレベルアップなどカイロソフトらしい要素も含まれています。なお、下記は横画面ですが、縦画面でのプレイも可能です。
飲食店や商店などを建設し、徐々にピラミッドを形作っていきます。
序盤は予算と石の問題で下の階から順に作っていく必要がありますが、後半になると通路でピラミッドの形を先に作ってしまって、そのあとに施設を配置していく手もあります。ピラミッドといっても「王族の墓」ではなく、観光施設として建設していく形になります。
ただし、施設を建設するためにはお金と「石材」が必要になります。
石材はスタッフに「石の採掘」の命令をしておけば採石場で集められ、それを「石運び」のスタッフが建設現場まで運んでくれます。
スタッフがレベルアップするまでは、採掘を得意とする人間が少ないうえに、石材も1つずつしか運ぶ事ができないので、なかなか作業は進みません。まとめて建設指示を出せば石材不足になります。施設の移設にも石材が必要です。
採掘は敷地の拡大も兼ねていて、採石を続けることによって崖が崩れていき、ピラミッドの建設スペースが広がります。ただ、1マスずつ徐々に広がっていくので、それに合わせて配置を変更していかなければなりません。
ちなみに私は右側に施設を、左側には採石場に早くたどり着けるようにスタッフの部屋を配置していました。
採石場では一つの崖を壊すことを最大二人で行う事ができます。
各店舗には商品単価と魅力とPパワー(ピラミッドパワー)という三つのステータスがあります。
魅力は来訪者数に、Pパワーはお客さんの購買数に関係するそうです。そして、施設全体の魅力とパワーの合計がピラミッド全体の魅力とパワーになり、より多くの集客と利益に繋がります。
プラムとプラムと隣り合わせると「植物スポット」が生まれ、壁画とパン工房を隣り合わせると「古代のパンスポット」が生まれます。その他にも多彩なパワースポットがあり、種類によって商品単価、魅力、Pパワーのステータスが上がります。
序盤では頻繁にコブラが入り込んでスタッフはお客さんを威嚇します。追い出すには、画面右上のハートポイントを10消費しなくてはいけません。ハートポイントはお客さんが施設を利用したり、接客スタッフに声をかけられて満足すると手に入れることができます。「ヘビ屋」を3～4件建築すれば出現率を下げることができるので早めに建設しておきましょう。
ピラミッドをどんな形状で組み立てていくかは、プレイヤーの自由です。
綺麗な三角形を造れば検定で高評価を得る事ができますが、普通に四角形のビルを造っていっても施設数が十分揃っていれば金賞(80点以上)を取ることが可能です。三角形で造っていくと、金賞は取りやすくなりますが施設を十分に配置することができません。全ての施設を配置したい場合は、スペースが有効活用できる四角形のビル型をおすすめします。
三角形で組み立てていったピラミッドの形状。
最大10階まであり、一番下は20マス。
「依頼」を達成することによってポイントカードにポイントが貯まっていきます。一定量になると新しい店舗や設備、スタッフのスキルをアップさせる道具、他国のツアーなどが手に入ります。ですから、定期的に依頼を確認して、達成を目指していきます。
「貿易」は、採掘で発見された鉱物や宝石、制作した工芸品を他国に持っていき交友度を高めるものです。品物の好みは国によって違うので注意しましょう。持っていってもよく思われていない品物の場合は、貿易が失敗して交友度は少ししか上がりませんが、下がる事はありません。交友度が上がるにつれ、その国から新しいお客さんが来店するようになります。
他国との貿易を行い交友度を50以上高めると、新しい貿易国を紹介してもらえます。
感想ですが、前作「開店デパート日記」が好きな人は今回のアプリも楽しくプレイすることができると思いました。敷地を広げる事を優先して、敷地を全部広げる事を最優先にしていたので、施設を配置していくことでお金、ハートポイント、石材に困ることもありませんでした。また、「依頼」で石材を渡す事も多かったので、「石の採掘」を優先的にレベルアップしていくことによってポイントカードのポイントも定期的に溜まります。
15年目には敷地を全部広げ終わっていて、施設を配置する場所もいっぱいいっぱいだったので、1年間で施設のレベルアップとスタッフのスキルアップを中心に動いていました。
次にプレイする時は四角形のビル型で組み立てていこうかと検討しています。
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